プラチナと金、査定ではどう見分けるか|純度表示の違いと当社在庫の実例
公開 2026-09-19
# プラチナと金、査定ではどう見分けるか
プラチナと金は、どちらも白っぽく仕上げられていると見た目だけでは区別しにくいことがあります。ホワイトゴールド(K18WGなど)はロジウムメッキで白く仕上げられており、プラチナと並べても違いが分かりにくい場合があります。この記事では、純度表示の違いと、査定でどのように見分けているかを説明します。
純度の表示体系が違う
金は「K(カラット)」または「750」のような千分率で純度を表しますが、プラチナは「Pt」の記号に純度の千分率を組み合わせて表記します。
| 金の品位 | 純度 | |---|---:| | K24 | 99.9% | | K18 | 75.0% | | K14 | 58.5% | | K10 | 41.7% |
| プラチナの品位 | 純度 | |---|---:| | Pt1000 | 99.9% | | Pt950 | 95.0% | | Pt900 | 90.0% | | Pt850 | 85.0% |
数字だけを見るとよく似た体系ですが、金とプラチナは別の金属で、相場も別々に動きます。同じ「850」でも、金の品位表には存在しない数値です。刻印の記号(KかPtか)をまず確認することが、品位を読み違えないための最初の一歩になります。
在庫では、プラチナは金より少ない
2026年7月3日時点の当社オンラインストアの在庫では、K18が398点だったのに対し、プラチナは品位を合わせても143点でした。装身具・地金として持ち込まれる貴金属の中では、金のほうが多く流通しています。
同じ商品カテゴリにプラチナが混ざっていることがある
当社が扱う「喜平(きへい)」というチェーンの商品カテゴリでは、2026年9月9日時点で125件のうち27件(21.6%)がPt850製のプラチナ喜平でした。カテゴリの名称や見た目だけでは金かプラチナかを判断できないため、査定士は個々の商品の材質を確認してから品位を扱います。金の喜平とプラチナの喜平は相場も価格も別なので、この区別を誤ると査定額が大きくずれます。
見分ける手がかりは刻印だけではない
刻印が読み取れる場合はそこから品位を特定しますが、摩耗などで読めない場合は、当社の査定士が色味など複数の観点から材質を確認します。ご自身での判断が難しい場合は、無理に見分けようとせず、そのままお持ち込みいただくのが確実です。品位別の買取価格は金・プラチナの買取ページ、プラチナの詳細はプラチナの買取ページにまとめています。
この記事の数字について
- 純度の一覧は、当社の品位別買取ページで使用している値です。
- 在庫件数(K18=398点/プラチナ=143点)は、2026年7月3日時点の当社オンラインストアの実測です。
- 喜平カテゴリの内訳(125件中27件・21.6%がPt850)は、2026年9月9日時点の実測です。いずれも在庫は日々動くため、件数はその時点の値です。
- 市場の相場や今後の見通しは含みません。
この記事の監修

三浦査定士総合査定士
査定歴20年以上 / AACD協会基準判定士
ジュエリー・ブランド品をはじめ幅広いジャンルの査定・買取・仕入れに従事。真贋判定の知識と経験を活かし、社内では査定士の教育も担当。オークション仕入れの経験も豊富で、市場価格・流通状況を踏まえた査定を得意としています。
この記事について
プラチナと金は色味が似て見えることがあり、刻印だけでなく素材そのものを確認して判断しています。実際に、同じ商品カテゴリの中にプラチナが混ざっていたことも社内で確認しています。査定では思い込みで進めず、必ず実物を見て品位を確認することを徹底しています。