ロレックス以外の時計に「型番ごとの相場表」が無い理由|カルティエ・オメガの検索の実際
公開 2026-09-27
当サイトの時計の買取ページには、ロレックスの型番ごとの相場ページがあり、624型番の参考買取価格を毎月更新しています(マンスリーレポート)。一方で、カルティエやオメガには同じ形の相場表がありません。この違いがどこから来ているのか、当サイトへの検索の実際とあわせて説明します。
検索では、ロレックス以外にもカルティエ・オメガへの需要がある
2026年8月30日〜9月24日の当サイトへの検索データ(Google Search Console)を確認すると、時計ブランド名を含む検索は次のような内訳でした。
| ブランド | 表示回数 | 検索語の異なり数 | |---|---:|---:| | ロレックス | 52 | 16 | | カルティエ | 52 | 17 | | オメガ | 51 | 11 | | IWC | 9 | 6 |
この期間だけで見ると、カルティエとオメガの表示回数はロレックスとほぼ同じ水準です。件数自体は多くありませんが、ロレックス以外のブランドにも一定の検索需要があることが分かります。当社の直近24か月の買取実績でも、時計というジャンルの中で件数がもっとも多いのはロレックスではなくセイコー・オメガです。詳しくはロレックス以外の時計はどれくらい買取されているかにまとめています。
相場表の有無は「需要」ではなく「データの有無」で決まる
それでも、いま当サイトで型番ごとの相場表があるのはロレックスだけです。理由は、需要の大小ではなく、参考価格の算出に使える市場データがロレックス以外でまだ揃っていないためです。
ロレックスの相場ページは、買取専門店2社が公表している型番ごとの買取価格を、当社が価格帯別に補正して1つの系列にまとめる方法で作られています。この方法が成立するのは、型番と文字盤の組み合わせごとに、比較できるだけの公表データが2社ともに揃っているからです。詳しい仕組みはロレックスの買取相場はどう決まるかで説明しています。カルティエ・オメガについては、同じ粒度で比較できる公表データが現時点で当社の集計に揃っておらず、型番ごとの相場表を作る段階に至っていません。検索需要があることと、相場表を作れることは別の問題です。
相場表が無くても、査定はブランドを問わず受け付けている
相場表の有無にかかわらず、査定そのものはロレックス以外の時計でも通常どおりお受けしています。査定で確認する基本的な項目(駆動しているか、外装に深い傷や歪みがないか、社外品への交換がないか)はブランドを問わず共通です。機械式とクォーツの違いによる見方の違いは腕時計の「ムーブメント」、買取査定での違いで説明しています。
カルティエ・オメガのような時計は、素材(ステンレスか、金無垢か、コンビか)と、モデルごとの複雑機構の有無が価格に効きやすい傾向があります。保証書や購入時の箱をお持ちであれば、査定の際にご用意ください。お手元の1本がどのブランド・モデルであっても、まずはLINEで写真をお送りいただくか、お近くの店舗でご相談ください。
この記事の数字について
| | | |---|---| | 検索の表示回数・異なり数 | 当サイトのGoogle Search Consoleデータ。2026年8月30日〜9月24日(GSCの反映遅延により直近数日分は含みません) | | 集計方法 | 検索語に該当ブランド名(表記ゆれを含む)を含むものを合算しました | | ブランド別の時計実績件数 | ロレックス以外の時計はどれくらい買取されているかを参照してください(本記事とは別の集計です) | | ロレックスの相場表の仕組み | ロレックスの買取相場はどう決まるか |
この記事の検索件数は、いずれも表示回数の実測値であり、市場全体の検索需要を示すものではありません。当サイトの掲載順位やページ構成の影響を受けます。
この記事の監修

山田査定士総合査定士
査定歴20年以上 / AACD協会基準判定士
時計・ブランド品・アンティーク品など幅広いジャンルを担当。香港を中心に海外バイヤーへの時計卸売業務にも従事し、真贋判定・輸入検品に精通。世界の市場動向を踏まえた信頼性の高い査定が強みです。
この記事について
ロレックスだけ相場表があるのは、扱いを優遇しているからではなく、外部の相場データが揃っているのがいまのところロレックスだけだからです。カルティエやオメガも査定でお預かりする機会は普通にありますし、香港をはじめ海外の買い手からの需要も実感しています。相場表が無いモデルでも、遠慮なくお問い合わせください。